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空手仙人岸信行 空手道中を歩く。 空手は武術である。不動武

  岸信行の言葉
人には色々な考え方があるけれどね、俺自身は大会に興味が湧かなかった。
俺は山形で空手と出会い、東京に出て、大山倍達館長という偉大な空手家にあった。
そこには、武術家大山倍達の姿が見えたんだ。
世の中では、大山館長のやった事業的な大きさを評価したり、大山館長を題材にした物語を見て、「嘘だ」、「本当だ」と騒ぐけれども、大山館長と直に接して、
「これは大変だ!空手は100メートル走じゃない。これから、何万㎞、何百万㎞歩かなくちゃならないから分からない」
と思った。
もうその頃からね、
「10年先に有効な空手をやりたい」
と思ったんだ。
だから、じっくりとやりたいと思った。
大会で有効なことが、実戦で有効とは限らない。
また空手には、一見、合理的でないと思われるものに深い意味があったりする。今の若い人に奇手、背刀や刀峰とか鶏口と言っても、使い方が分からないだろうけど、大山館長は勿論、よく知っていた。
それが、ニューヨークでも通じたし、生徒達も喜んで学んだよ。物騒な街で、通じる技が大会では使えない。だから、俺は、武術という言葉が好きなんだよ。武道は生き方、だけど、事件が起きてしまったら、通じるのは術。
教育、スポーツとして、空手をやるのは、それはそれで良いことだと思う。
だけど、術としての空手を俺は精進したいんだ。
40代、50代になって、体力やスタミナが落ちてきた空手家が指導に悩むのは空手術がないからじゃないかな。俺はそんな気がするね。
(聞き書き 不動武)


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