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岸信行とマス大山空手

今回は不動武の考察で書かせて頂きます。
岸信行氏が何故、無冠の帝王と呼ばれたり、道場チャンピオンと呼ばれたりし、また名声も富も得ないかということには岸信行氏と大山倍達氏の出逢いに原因があると考えています。
山形県の実家を家出し、数ヵ月後に極真の門を叩いた岸信行氏は二十歳まで東北の貧農の労働で鍛え上げられたその肉体と根性から大山館長に見いだされて内弟子となる。
そこで見たものは大会ルール以前の大山空手であり、それに魅了された。
大山総裁の空手をインチキ呼ばわりし、大山総裁を山師扱いするむきがあるが、実際に強い大山倍達とマス大山空手は存在した。
私は本年の夏、それを関係者からも取材しているが、間もなく、雑誌の誌面に掲出する予定であるねでここでは伏せます。
スーパーヘビー級ので出場試合全試合KO勝利のジャック・サンダレスク氏が
「私も簡単にはやられないと思うが、マス大山が私に勝つだろう」
と語った大山倍達の空手が存在した。
岸信行氏はそれに心酔して、それがまた、ニューヨークの街中での実戦に通じた。
当時のニューヨークでの岸信行氏は道場生に語っている。
「実戦というのは、相手は三人はいると思っておけ、一対一でフェアなんてあり得ないと思っておけ、二人で来たら、なんだ今日はたった二人か?と思えるようにしておけ」
そんな考えにマス大山ケンカ空手の血脈がある。
そして、その空手は幾度に渡って、岸氏の寿命を伸ばした。
そんな空手に惚れ込んだところに、岸信行氏がいわゆる空手の表舞台から姿を消してしまった要因がある。
私は決して、大会の空手を誹謗するものではない。
ルールを限定した中で切磋琢磨できるフルコンタクト空手としての極真空手や正道空手はそのスタイルで目覚ましい進化を遂げている。
ただ、岸信行の空手はまた違う側面の遺伝を受け継ぎ、現在に至っている。
私は、岸信行氏は、マス大山空手の原点のそういう側面が封じ込められたタイムカプセルだと思っている。


(写真 文 不動武)
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コメント

1. どーも♪

おじゃまします!色々ブログ巡りをしていたらたどり着きましたこういう風に色んな方と接点が取れる時代になってきましたね!良かったら遊びにきてくださいね☆またお邪魔したいと思います!

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